こんにちは。コンペイです。
先日、こんなツイートをしたところ、沢山のリプをいただきました。
《リプください》最近、4歳長女が「○○買って!でないと保育園行かない/お風呂入らない/パジャマ着ない」など、正直言うと少し面倒な交渉条件を提示してくるようになってきてしまいました…
あるあるなんでしょうか…皆さんどうやって対処してますか?(してきましたか?)
もうウンザリ…(x_x)— コンペイ父サン@4歳1歳2児の父_育休からのツーオペ継続中 (@maamiitosan) February 4, 2019
今日は皆さまから頂いたリプの中から、“買って買って攻撃”に対する実際の対処方法や、どのような心構えで受け止めればよいか(または受け流すか!)について、私が「これは良い!!」と思ったものを紹介させていただきます。
紹介にあたり、引用を許可くださった皆さま、感謝申し上げますm(__)m
Contents
「買って買って」と主張する子どもの心理
「買って買って」は愛情不足のサイン?
なんとなく予想はしていたのですが、こんなリプをいただきました。
「親からの愛情不足なんじゃないですか?」
「お子さんとちゃんと向き合っていますか?」
確かに、もっともらしい解かもしれません。“もしかしたら愛情が不足していたかもしれない”、“もしかしたらちゃんと子どもと向き合えていなかったかも?”などと考えたりもしました。
が、「そんなことは無い、自分たち夫婦はちゃんと子どもと向き合って愛情注いでるぜ」と結論付けてこれらのリプは受け流すことにしました。
世の中は子どもの物欲を刺激する情報に溢れている
テレビをつけているとおもちゃメーカーのCMが流れていたり、YouTubeをつけているとおもちゃを使って遊ぶYouTuberの動画が流れてきたり、次から次へと子どもの物欲を刺激する情報が流れてきます。
そんな状況に置かれたら、「買って買って」と言いたくなるのは当然と言えば当然ですよね。愛情不足だとか決めつけてくんじゃねーよ、と。
「買って買って」攻撃への対処法
さて、少々前置きが長くなってしまいましたが、以降で実際にいただいたリプで「いいなぁ」と思った対処法をご紹介させていただきます
1.正攻法?とことん説明
hoihoiさんの普段の対処方法はこんな感じだそうです。
- 1カ月に1個って約束だよ(ルールに委ねる)
- 何でダメかとことん説明(絶対もめるw)
- (①~②を経ても繰り返すなら)なら●●しなくてもいい(交渉を崩す)
- 「ダメ!」と一喝し、とことん放置・無視
結局4に至ることが一番多いかも。大泣きして冷静になるまで時間がかかることも多いですが、元の要求とズレたところで怒ったりしている場合は落ち着かないと話ができませんし、「これは交渉しても無駄だ」と気付くとケロリと立ち直ることも。
でも、説明もなくただ無視することは極力しないようにしてます
我が家のゴネゴネ姫(5歳)とほぼ同じ。心中お察しします…
その場に応じて以下の対応してます
①一か月に一個って約束だよ(ルールに委ねる)
②何でダメかとことん説明(揉めます笑)①~②を経ても繰り返すなら
③なら行かなくてもいい(交渉を崩す)
④「ダメ!」と一喝し、とことん放置・無視— hoihoi (@hoihoi_hootoo) February 4, 2019
対処の仕方としては、私が普段やっているやり方とほとんど同じでした。たぶん正攻法なのでしょうが、すごく消耗するんですよね…。繰り返し説明したり、泣かれたりするので心身ともに疲れます。
なので、できればもう少しラクしたいなぁ、と。
2.先のことを考えるよう仕向けて説得
もうお子様が大きくなったakko1022さん。お子様が4歳だった当時のことを思い起こしつつリプをくださいました。
未来を予想させるように仕向けてました。
子「(●●買ってくれないなら)保育園いかない」
親「じゃあ明日は独りでお留守番してくれる?」とか
子「(●●買ってくれないなら)お風呂入らない」
親「あなたはお風呂入らない汚いコと仲良くできる?」とか。
癖づけばリスク回避できる考え方が自然と身につきます。
懐かしいなぁ…4歳児。当時はどうだったかあやふやですが確か未来を予想させるように仕向けてました。
「でないと保育園行かない」
→じゃ、明日は独りでお留守番してくれる?
「お風呂入らない」
→○○はお風呂入らない汚いコと仲良くできる?
癖づけばリスク回避できる考え方が自然と身につきます。— akko1022 (@akko9458) February 4, 2019
この方法でうまく説得できれば、考えるクセも付けられそうで良さそうですよね。
が、残念ながら4歳の我が子にはまだ通じませんでした。この方法はもう少し大きくなってから再チャレンジしてみようと思います。
3.子に負けずに駄々をこねる
nagimakiさんからはこんな奇想天外な(?)対処方法を教えていただきました。
そんなときは子に負けず、自分が「いやだいやだー▲▲がお風呂はいらないからご飯作りたくないー」と子が笑うまでやり続け、笑って話せるようになってから説得すると落ち着いてました。
はじめまして。同じく4歳長男がたまに同じような発言をしてました。そんなときは長男に負けず私が「いやだいやだー○○がお風呂はいらないからご飯作りたくないー」と息子が笑うまでやりつづけ
— nagimaki (@nagimaki1) February 4, 2019
演技力がモノをいいそうな対処法ですが、“自分が普段どんなふうに駄々をこねているか”見せてあげられるという意味でも、結構有効かもしれません。
4.欲しいものを紙に書いて貼り出す
コレがうちの子にはばっちりハマりました!!
すずかわさんからいただいたアドバイスを箇条書きにまとめました。
- まずは主張を受け止める
- 時間を置く(区切る)
- ノートに書き溜める/紙に書いて見えるところに貼り出す
大変ですね。言い回しや理屈のこね方が成長してストレスも大きいかと思います。根っこはイヤイヤ期と同じ可能性も高いので、まずは気持ちを受け止め続ける(買うということではない)のが1番に思います。〇〇がほしいんだね、保育園行きたくない/お風呂入りたくない/パジャマ着ないんだねetc(続)
— すずわか📪🤗保育園の園長 (@rosamia1664) February 4, 2019
特に最後の“紙に書いて見えるところに貼り出す”が効果テキメンでした!実際にこんな感じでリビングのカベに貼ってみました。
すると、リスト化すること自体が楽しくなったのか、
と言って、“おもちゃが欲しい!”というよりも、“欲しいものを探すのが楽しい!”と感じているようでした。
書きだしたうえで、値段が高いおもちゃは「この中からどれかひとつは次の誕生日プレゼントに買おうね」と伝えると、以前より落ち着いて話を聞いてくれるようになりました。
「買って買って」攻撃への心構え
ここまでは、実際の対処の方法について、いただいたリプの中から一例をご紹介しましたが、“どんな心構えで「買って買って」攻撃に対峙すればいいのか”についても、参考になるご意見をたくさんいただきました。
5.生活の必須事項は交渉材料にしない
Umiamoさんからいただいたリプがこちら。
わざわざありがとうございます。食べる、着る、寝る、あと保育所なんかも、究極的には「命を守るため」なので条件次第でやるやらないという次元じゃない、って話は一応してますが分かってるかはどうでしょうねー(笑)。「ご飯って言ってんでしょーが!!」って怒鳴るとかしょっちゅうですww
— Umiamo (@umiamo) February 11, 2019
衣・食・住、つまり生活するうえで必須の事項については一切の交渉に応じない。だそうです。
どうしても、ついつい「●●するなら■■食べさせてあげるよ」とか言っちゃうんですよね。条件としてこちらから持ち出さないように気を付けないと、と改めて思いました。
6.安易に流されずに威厳を示す
感じる個育てさんからいただいたリプがこちら。
あるあるですね!
メッチャクチャあるあるですし、これから益々賢くなります😎✨
いいですか?
いいですね?
言いますよ!絶対に買ってはなりませぬ!!!
ここで、親との関係や、子供の脳の思考が決まります!
その時期の子供なりに、本能的に親を試しています。
親の軸や威厳を…怖いですよね笑— 心×脳×音✨感じる個育て♪ (@mika52454024) February 4, 2019
感じる個育てさんによると、「あれ買ってこれ買って」は“子どもなりに親を試しているのでは/今後の親子関係を決めかねない大切なやり取り”とのことです。
確かに、あんまり言うとおりに何でも買ってあげたりしてしまうと、「お、ゴネればなんでも買ってもらえるんだな」とか思われてしまいそうですよね。
舐められないように気を付けないと、と改めて思いました。
7.“子ども自身のこと”と“大人からのお願い”を明確に分ける
きしもとたかひろさんからいただいたリプがこちら。
要求を飲まない、ではなく
・子どもの要求を交換条件なしで叶えてあげる。(その行動と因果が無いことを伝える)
・「大人のお願い」と「自分のこと(お風呂、パジャマ)」を明確に分ける。(お願いには報酬があってもいいとは思う)
ことを気をつけています。
— きしもとたかひろ (@1kani1dai) February 5, 2019
“お風呂に入る・パジャマを着る・保育園に行くなどの子ども自身のこと”と、 “午前中買い物に行くために●●に連れていくなど大人の都合でお願いすること”を明確に分けて、後者にはご褒美をあげてもいいのでは、とのことです。
特に保育園の準備で急いでいる時なんかは、ついつい「早くご飯食べて着替えて!そうしたら家出るときに玄関でグミあげるから!」とか言ってしまいます…。
いただいたご意見を基本の心構えに意識しつつ、可能な範囲で実践したいものです。
色々試して自分や子どもに合うものだけ継続しよう!
いかがでしたでしょうか。色々な「買って買って」攻撃への対処法と心構えをご紹介させていただきましたが、「これはちょっとうちの子には通用しそうもないな…」とか、「考え方がイマイチしっくりこないな…」と感じるものもあるかもしれません。
私も多くの方からリプをいただく中で「結局どうするのが良いのかわからん~」と悩んでいたところ、いしかわさんからこんなリプをいただきました。
子どもの成長は、しばしば素直に受け取りがたい姿が現れますよね。「大人の在り方が試されてる期」とでも言いましょうか。多様な方法がすでに皆さんのリプにありますので、どう選択するかでしょうか。
良いと思うものを試していい。機能しなければ手放していい。
そんなスタンスでもいいかと思います
— いしかわ@探究大好き園長 (@teams_0422) February 5, 2019
「買って買って」攻撃にどう対処するか、どういう心構えで対峙するかに明確な正解なんてない。
だからこそ、とりあえず“やれそうなものから試してみる”、“自分がラクな構え方で構えてみる”くらいのスタンスでいいのではないでしょうか。
少しでも同じ悩みを抱えるお父さんお母さんの参考になれば幸いです。
おしまい。