働き方・男性育休

時短勤務を選択する時に気をつけること~ワンオペ育児に陥らないために

(最終更新日:2020/3/15)

もうすぐ新年度ですね。
この時期、4月から育休明けで復職を目指す方には、来年度からの認可保育園の選考結果の通知が来ることと思います。

そして、無事入園が決まった方は、4月の年度初めから復帰。
いよいよお子さんを保育園に預けての新生活がスタートすることになります。

そんなご夫婦の間では、ちょうどこんな話題になっていないでしょうか。

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子どもがいない状態といる状態とでは、炊事や洗濯など家事にかかる時間は全然変わってきます。
また、当然家事だけではなく、保育園の登園準備や夜泣きの対応など、育児そのものに費やす時間も出てきます。

そうなると、子どもがいない状態で2人ともバリバリ働いていた時と“時間の使い方を変わえなければならない”と考えるのは自然なことで、時短勤務が選択肢に入ってくるのは当然の流れですよね。

今回は「2人ともフルタイムで働く」のか、それとも「どちらか一方、あるいは2人とも時短勤務を選択する」のか、その決断をするときに気を付けたいことを書きました。

お伝えしたいことはほとんど2番と3番に書いています。
1番はすっ飛ばしていただいて構いません。

時短勤務を選択する判断のポイントは、人によっていろいろとあると思います。
またそのポイントごとの重みも人によって全然違うと思いますので、あくまでも参考としてご覧ください。

時短勤務を選択する判断のポイント

 勤務地・自宅・保育園の距離

通えることになった保育園によっては、
「物理的な距離が遠くて登園に時間がかかるし時短勤務前提でないと仕事ができない!」
というケースはあると思います。

こんな場合は、時短勤務一択ですよね。

忙しさ回避・キャリアとの天秤

これ、結構ありがちな話だと思うのですが、“時短勤務じゃないヤツは残業する前提で働け”みたいな空気がある会社ってないですかね?

こんな場合は、“残業ゼロのフルタイムならまぁフルタイム可能だけど時短勤務を選択したほうが無難”という考え方のもと、時短勤務を選択するのはアリかもしれません。

正直、“本当はフルタイムで働きたいし働けるのに残業しない前提でのフルタイム勤務は会社の空気的に許されないから時短勤務にする”なんて、会社の空気に屈するようで辛いですよね。

それでも、余計な消耗を避けるためにこのような選択が必要なケースがあるかもしれません。(こんな理由で時短勤務を選択するのは辛いですけどね…)

収入面

時短勤務を選択すると、働く時間が短くなる分、当然毎月の給与は下がります。

例えば、通常“8時間勤務で月28万円”の給与の方の場合、2時間の時短勤務を選択すると、単純計算で“6時間勤務で月21万円”の給与になります。

毎月の額面で7万円違うと家計のやりくりの仕方が相当変わってきますよね。

この収入減を受け容れられるかどうかも、ひとつ大きなポイントかと思います。

どちらが時短するか議論しよう~性別の前提を取っ払おう

さて、ここからが私が一番伝えたいポイントになります。

ここまではあまり“誰の時短勤務か”については触れてきませんでした。

が、夫婦で時短勤務の議論をするときのスタート地点にしていただきたいことがコレです。

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「時短勤務は女性が選択するもの」と考えている男性は結構多いはず。

時短勤務の議論をスタートする時点で、なんとなく女性側が時短勤務する前提になっていませんか?

夫婦間で議論せずなんとなくそのまま妻側が時短勤務を選択するのはキケンです。
ちゃんと夫婦で話し合いましょう。

ちなみに我が家でも当時こんなやり取りがありました。

旧時代の価値観にどっぷり浸かっていると、どうしても“女性が時短勤務する”前提に立ってしまいますよね。恥ずかしながら、私もそうでした。今となっては恥ずかしい限りです…

私の周りでは、 “妻側が時短勤務し家事育児を一手に担い、夫側はロクに家事育児しない”というケースをよく見かけます。

時短勤務なんてせいぜい1時間か2時間なのに、その時間でこなしきれない家事育児をほぼ全て妻側が担っている。
すごく理不尽な状況だと思います。

当たり前のことですが、時短勤務で浮いた時間で家事育児の全てをこなせるわけはありません。

仮に、家事育児にかかる時間が1日7時間あるとして、片方が1時間の時短勤務だとしたら、時短勤務の時間でこなせる1時間分の家事育児以外の残りの6時間は、基本的には3時間ずつシェアしてこなすべきだと思います。

(仕事の繁忙具合など、ご夫婦によっては色々な状況があるので必ずしも半分ずつがベターというわけではありませんが…)

“時短勤務側が一方的に家事育児を押し付けられる”ようなことが無いよう、“どちらが時短勤務するか”を議論のスタート地点にするのがオススメですよ。

女性に時短勤務&家事育児セットを押し付けるな

繰り返しになりますが、平日の家事育児を安定的に回すために、結果的に女性側だけが時短勤務になっても良いとは思います。

大切なのは、

  • 時短勤務しているからといって家事育児を一人でこなすことは到底不可能
  • 夫婦二人で協力して回していくことが不可欠なんだ

という合意形成を時短勤務開始前にやっておくことです。

皆さまの平日の家事育児に幸あれ!