こんにちは。販売士2級ホルダーのコンペイ(@maamiitosan)です。
って思ったことありませんか?
メッチャわかります。私もそうでした。
先に結論を言うと、販売士の資格取得にむけた勉強は“小売業・流通業・卸売業の基礎知識習得”に役立つと思います。
- 販売の体系的な知識が身に付く
- 知識が売り場づくりの役に立つ
- (客として)売り場を見て店側の意図がわかるようになる(わかった気になれて楽しい)
- 販売士1級であれば、スキルの証明になる
- 資格手当が付く職場もある
この記事では、“販売士を勉強し、取得することがどのようなことに役立っていくのか”を詳しく解説していきます。
- 大学生の時は年収180万円になるくらい小売業でバイトばっかりやって売り場に立ってた
- 現在の仕事は小売業でも流通業でもないただのサラリーマン
- 2017年に販売士2級(リテールマーケティング検定2級)試験に一発合格
Contents
そもそも販売士ってどんな資格?
まず、“販売士がどんな資格なのか”についてカンタンに説明します。
以下、販売士の試験(=リテールマーケティング検定)を主宰する日本商工会議所の公式HPからの引用です。
このような方に役立ちます
日本商工会議所HPより
・デパート、専門店、スーパーなど、大規模小売店の販売員及び売場責任者や店長クラスの方
・一般小売店の経営者及び従業員
・コスト管理を求められる管理者
・製造業、サービス業、卸売業などの販売業務担当者
・これから流通・小売業界で活躍したい人
このような効果が期待できます
日本商工会議所HPより
・接客に関する基礎知識が身につく
・取扱商品に関する専門知識が身につく
・売場や店舗を管理する能力が身につく
・経済の動き全体からみた店舗経営が身につく
こちらは販売士3級の学習内容です↓
マーケティングの基本的な考え方や流通・小売業で必要な基礎知識・技能を理解している。
日本商工会議所HPより
接客や売場づくりなど、販売担当として必要な知識・技術を身につけた人材を目指す。
流通・小売業に限らず、BtoCの観点から社員教育に取り入れている卸売業や製造業もある。
販売士2級の学習内容はこちら↓
マーケティング、マーチャンダイジングをはじめとする流通・小売業における高度な専門知識を身につけている。
日本商工会議所HPより
販売促進の企画・実行をリードし、店舗・売場を包括的にマネジメントする人材を目指す。
幹部・管理職への昇進条件として活用しているところもある。
販売士1級の学習内容はこちら↓
経営に関する極めて高度な知識を身につけ、商品計画からマーケティング、経営計画の立案や財務予測等の経営管理について適切な判断ができる。
日本商工会議所HPより
マーケティングの責任者やコンサルタントとして戦略的に企業経営に関わる人材を目指す。
- 接客・売場や店舗管理・経営の知識が身に付く
- 小売業・流通業・卸売業などで働く人に特にオススメ
販売士の資格は何の役に立つ?メリット5つ
一般的には知名度が低い販売士の資格ですが、取得に向けた勉強をするメリットは色々あると思います。
販売の体系的な知識が身に付く
販売士の勉強内容には、「在庫管理」や「マーケティング」、「売り場の展示方法」などの小売業で役立つ知識がたくさん含まれています。
仕事に直結する知識もあれば、そうでない知識も一部あるとは思いますが、
とか、
という気付きを得たり、仕事の中でモヤッとしていた部分の答え合わせができたりすると思います。
知識が売り場づくりの役に立つ
小売業で働き始めると、先輩や本部から
とか
とか指示されることがありますよね。
何の知識も無いと「なんでだろう?」って思ったりするんですが、販売士の勉強の中で、“売り場のどこにどんな商品を配置すべきか”という売り場づくりの基礎知識を学ぶことができます。
売り場づくりって、小売業を仕事にするうえで一番楽しいトコロですよね。
売り場を見て店側の意図がわかるようになる
「自分は小売業や卸売業の仕事じゃないよ」って人でも、販売士の勉強する価値はあります。
お客(消費者)として、お店に行った時に売り場を見て店側の意図がなんとなくわかるようになるんです。
例えば
とか、
みたいな考察ができるようになります。
これがまた結構楽しいんですよね。個人的には。
販売士1級であればスキルの証明になる
「転職活動に役立てたい」、「スキルの証明をしたい」場合は1級の取得が必要だと思います。
小売業・卸売業などへの転職であれば、販売士1級なら「そこそこ頭も良くてベースの知識もありそうだな」という評価は得られると思います。
資格手当が付く職場もある
仕事をしている会社次第ですが、販売士の資格を持っているだけで手当が出る職場もあります。
販売士1級はともかく、2級であれば難易度は高くないので、手当が出る会社に勤めているならぜひ頑張って資格を取りたいところです。
オススメのテキストは一ツ橋書店の中谷安伸さん著のこちらの2冊組です↓
販売士の欠点
販売士の資格の唯一の欠点は「販売士を持っていればすぐに小売・卸関係の仕事をすぐにできるわけではない」という点。
実務ができるかどうかの証明は販売士資格ではなく、働く中で現場で証明する必要があります。
また、販売士の勉強を通して得た知識で頭でっかちにならないように気を付ける必要もあります。
まとめ:販売士の資格は社会人生活で必ず役に立つ
販売士の資格の勉強が仕事に直結するのは限られた職種の人しかいないと思います。
それゆえ、多くの人にとっては販売士の資格を「取得しても意味がない」、「役に立たない」と思われがちですが、誰にでも勉強するメリットはあると思います。
販売士の勉強をするメリットを再掲します↓↓
- 販売の体系的な知識が身に付く
- 知識が売り場づくりの役に立つ
- (客として)売り場を見て店側の意図がわかるようになる(わかった気になれて楽しい)
- 販売士1級であれば、スキルの証明になる
- 資格手当が付く職場もある
販売士2級以下だとスキルのアピールとしてはちょっと弱いですが、小売業の実践で役立つ知識を多く得ることができます。
- 接客・売場や店舗管理・経営の知識が身に付く
- 小売業・流通業・卸売業などで働く人に特にオススメ
興味があれば販売士の勉強を始めてみてはいかがでしょうか。
オススメのテキストは一ツ橋書店の中谷安伸さん著のこちらの2冊組です↓
「販売士2級を最小限の労力で取得したい」という方にむけて、おすすめの勉強方法をまとめています。あわせてどうぞ↓
ではまた!