(最終更新日:2023/9/18)
こんにちは。コンペイ(@maamiitosan)です。
- 文系大卒でITとは無縁でIT系知識ほぼゼロ
- 事務系の部署配属時代にITパスポートを30時間の勉強(独学)で一発合格
- IT系部署配属から3ヶ月で基本情報技術者に90時間の勉強で一発合格(午後試験はギリギリ60点越え)
基本情報技術者の合格に必要な勉強道具はキホン的には以下4つ。
- 午前・午後用参考書:キタミ式イラストIT塾「基本情報技術者」
- 過去問道場(午前版)※無料
- 過去問道場(午後版)※無料
- 午後ソフトウェア開発対策用:らくらく突破表計算

文系大卒のIT素人には午後試験:問6の「データ構造およびアルゴリズム」はなかなかキツイ…。
そうなると、問7~11の「ソフトウェア開発」では最低でも60%程度の得点は確保したいところ。
ということで、ソフトウェア開発はExcelの延長線上にある「表計算」がオススメ。

完全に独学でいくなら、上記4つのツールで勉強を進めましょう。
という時はオンライン講座に頼るのもアリ↓
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- 基本情報技術者(FE)試験の概要
- 合格するための勉強方法・勉強時間
- 筆者が「基本情報技術者を勉強して良かった」と思ったこと
データベース・ソフトウェア設計あたりは、Accessで簡単なデータ管理・データ出入力処理を作る基礎を学べるのでオススメです。
Contents
基本情報技術者の試験概要

まずは「基本情報技術者ってそもそも何?」ってところから説明します。
以下、基本情報技術者試験を主宰するIPA(情報処理推進機構)の公式ホームページらの引用です。
基本情報技術者に求める役割・技術水準など
1.対象者像
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.htmlより引用
高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者
2.業務と役割
基本戦略立案又はITソリューション・製品・サービスを実現する業務に従事し、上位者の指導の下に、次のいずれかの役割を果たす。
(1)需要者(企業経営、社会システム)が直面する課題に対して、情報技術を活用した戦略立案に参加する。
(2)システムの設計・開発を行い、又は汎用製品の最適組合せ(インテグレーション)によって、信頼性・生産性の高いシステムを構築する。また、その安定的な運用サービスの実現に貢献する。
3.期待する技術水準
1 情報技術を活用した戦略立案に関し、担当業務に応じて次の知識・技能が要求される。
①対象とする業種・業務に関する基本的な事項を理解し、担当業務に活用できる。
②上位者の指導の下に、情報戦略に関する予測・分析・評価ができる。
③上位者の指導の下に、提案活動に参加できる。
2 システムの設計・開発・運用に関し、担当業務に応じて次の知識・技能が要求される。
①情報技術全般に関する基本的な事項を理解し、担当業務に活用できる。
②上位者の指導の下に、システムの設計・開発・運用ができる。
③上位者の指導の下に、ソフトウェアを設計できる。
④上位者の方針を理解し、自らソフトウェアを開発できる。
とのこと。
基本情報技術者試験は元々春・秋の年2回の開催でした。
が、コロナの影響もあり、2020年度からはITパスポート同様CBT方式となり、日程を選択できるようになりました。
また、午前試験・午後試験を別日で受験することも可能となっており、従来よりも試験対策がしやすくなっています。
午前試験は150分で80問を四択で回答、午後試験は問1~11のうち5つを選択して回答するスタイルです。
合格ラインは午前試験も午後試験も60点以上(60%以上の正答率)です。
試験概要について、詳しくはIPAの基本情報技術者試験についてをどうぞ。
IT初心者が午後試験で選択すべき分野は何?

四択で回答する午前試験、同じく選択式ですが午前試験より難易度が上がる午後試験。
その勉強方法について、詳しくは後述しますが、まずはIT初心者が午後試験で選択すべきオススメ分野を紹介します。
基本情報技術者の午後試験の分野一覧はこちら↓
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「問1:情報セキュリティ」は必須解答。
できれば16/20点(80%)くらいは情報セキュリティで確保したいところ。
「ソフトウェア・ハードウェア」「データベース」「ネットワーク」「ソフトウェア設計」からは毎回ランダムで3問出題されます。
ココからは2問選ぶのがオススメ。
私は「データベース」と「ソフトウェア設計」がわりとすんなり勉強できたので、この2つを選択しました。
なので、問2~問4では12/20点×2(60%)を目指す感じでイイと思います。
IT初心者(特に文系出身)が得点源にしやすいのは問5の「プロジェクトマネジメント」「サービスマネジメント」「システム戦略」「経営戦略・企業と法務」です。
暗記や国語の文章読解力がモノを言う分野です。
暗記や過去問のやりこみでなんとか得点源にしたいところ。
そして初心者にとっての基本情報技術者試験最大のハードルが問7~11です。
以下、赤線で囲ったところですね↓
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ということで、ソフトウェア開発はExcelの延長線上にある「表計算」がオススメ。
とはいえ結構難しいですけどね…!
「これを機にPythonに触れてみようかな…?」という高い志が無い限りは、絶対表計算にしましょう!
オススメのテキストは「らくらく突破表計算」です。

以上、初心者が午後試験で選択すべき分野について解説しました。
基本情報技術者合格に向けた勉強時間と勉強方法
続いて、基本情報技術者の勉強時間と勉強方法について書いていきます。
難易度はITパスポート以上応用情報技術者未満
当たり前ですが、レベル2の基本情報技術者は「レベル1のITパスポートよりも難しく、レベル3の応用情報技術者よりもカンタン」という感じ。
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ITパスポートはわりとラクに取得できますが、基本情報技術者試験はそこからグッと難易度アップする印象です。
難:応用
↑
↑
基本情報技術者
↑
↑
↑
↑
↑
易:ITパスポート
※資格の取り方さんによると、それぞれの難易度偏差値は「応用:65」「基本情報技術者:49」「ITパスポート:45」とされています
2021年度秋期からの受験者数と合格率がこちら↓
■基本情報技術者の合格者データ
実受験者(人) | 合格者数(人) | 合格率(%) | |
2021年度_秋期 | 52,993 | 25,499 | 48.1 |
2022年度_春期 | 32,549 | 13,554 | 41.6 |
※公式HPの統計情報より引用
CBT方式になる2019年度以前は合格率25~30%程度だったことを踏まえると、試験方式が変わった近年はだいぶハードルが下がったと思われます。
合格に必要な勉強時間は90時間くらい
基本情報技術者の合格に必要な勉強時間は、だいたい90時間くらいだと思います。
私は90時間くらいの勉強でこれくらいの点数を取りました↓
午前or午後 | 点数 |
午前問題 | 75/100 |
午後問題 | 62/100(ギリギリ!) |
IT系・システム系の仕事をしている方であれば、何かしら得意分野があるはずなので、もっと短い勉強時間で合格できるかもしれません。
ちなみに、基本情報技術者の合格証はこちらです↓

勉強方法:参考書と無料ホームページ「過去問道場」を活用すべし
基本情報技術者の合格に必要な勉強道具はキホン的には以下4つ。
- 午前・午後用参考書:キタミ式イラストIT塾「基本情報技術者」
- 過去問道場(午前版)※無料
- 過去問道場(午後版)※無料
- 午後ソフトウェア開発対策用:らくらく突破表計算
①午前・午後用参考書:キタミ式「基本情報技術者」
数ある参考書の中でも、キタミ式はマンガ絵や図が多く、見やすくて判りやすいです。

午前試験・午後試験はキタミ式のテキストで基礎固めできます。
②③無料ホームページ:過去問道場
テキストで基礎固めができたら、あとはひたすら過去問を解きましょう。
過去問は「過去問道場」で無料でチャレンジできるので、ココを活用しましょう。
④午後ソフトウェア開発対策用:らくらく突破表計算

参考書「キタミ式基本情報技術者」でまかなえないのが、午後試験の「ソフトウェア開発」の範囲。
得点率60%を超えるためには、捨てるわけにもいきません…。
選択するのはJavaでもなく、Pythonでもなく、表計算がオススメというのはこれまでお伝えした通りです。
攻略するのにオススメの参考書は「らくらく突破表計算」です↓


基本情報技術者の独学での勉強方法をまとめると、こんな感じです↓
参考書:キタミ式基本情報技術者で基礎固め
↓
過去問道場で過去問にチャレンジ
↓
判らないところを繰り返しテキスト読み→過去問
↓
(並行して)表計算の学習
能動的に勉強するのがニガテならオンライン講座もアリ
基本情報技術者は、独学でも十分合格できる資格だと思います。
が、どうしても
という場合はオンライン資格講座に頼るのもアリです。
Studying(スタディング)は●原やT●Cと比べ、かなりリーズナブルですし、スマホで動画再生できるので、スキマ時間で観られるのでオススメ。
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スタディングは筆者も別資格を取得する時に使いましたが、テキストをめくって勉強するより学習しやすかったです。
”スタディングの評判”や”筆者が感じた使い心地”について、詳しくはコチラの記事にまとめています↓
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基本情報技術者を勉強するメリット
基本情報技術者は、「どんな人でも実務に直結する資格か」と言われると、その答えは「No」です。
でも、 「データベース・ソフトウェア設計」あたりの知識は、Accessで簡単なデータ管理・データ出入力処理を作る基礎を学べたりします。
その他にも、「情報セキュリティ」は”どんなウイルスがあるのか”、”ウイルス対策としてどんなことをしなければならないか”などを知ることができます。
そんな具合に、基本情報技術者は「知識として持っておくと思わぬシーンで役に立つことがある内容を勉強できる資格」だと思います。

基本情報技術者試験情報まとめ
基本情報技術者についての情報のおさらい。
- 試験は春期・秋期の年2回
- 午前は80問で100点/午後は問1~11からの選択式
- 必須の「ソフトウェア開発」は初心者は表計算を選ぶべし
- 合格率は45%程度
- 難易度はITパスポート<基本情報技術者<応用情報技術者
- 勉強時間は初心者なら90時間くらいは必要
- 「参考書:キタミ式基本情報技術者」を読む⇒過去問道場で知識を定着
- ソフトウェア開発は「らくらく突破表計算」で対策を


どうしても「自分から進んで参考書を開いたり、計画的に勉強していくのがニガテ」という場合はオンライン資格講座に頼るのもアリ。
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ではまた!