働き方・男性育休

“子どもは母親が良いに決まっているかもしれない”という言葉が頭をよぎった時に思い出したいこと

1人目、2人目の乳児期に妻とバトンタッチで育休を取得し、世の男性たちと比べて子育てにコミットしている自負がある。

そんな自分でも未だにふと頭をよぎることがある。

子どもはお母さんが良いに決まっている

丁度2人目の娘の育休が終わり、仕事に復帰し始めたときに、自民党の萩生田副幹事長のこのコメントがクローズアップされていた。2018年5月頃の話だ。

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この話題が盛り上がっていた時には、「子どもはお母さんが良いに決まっている。否、通常だと母親の方が身近で世話を焼いてくれるその時間、密着度が高いからこそお母さんが良いのであって、“母だから良い”わけではないのだ」

「育児も家事も妻と半々でこなし、同じだけ子どもたちと関わる時間を持てばきっと“お母さんの方が良い”なんて言葉や態度は現れないはずだ」と考えていたし、この一件以降も、日々そう自分に言い聞かせてきた。

それでも、虚しくも1歳次女からは私が恐れている言葉がしばしば発せられる。

休日に妻に買い出しを任せて子ども達と家で遊んでいるとき

平日、妻が先に出勤したあと

保育園に迎えに行った帰り道

“今はパパはイヤ”という意思が明確に見てとれる態度「マんマぁ~、マんマぁ~」と言う。
正直、結構落ち込む。

現状、“妻と同等、あるいはそれ以上に子育てにコミットしている”という自負がある男性ほど、こういうシーンでの虚無感は大きいのではないだろうか。

自分以外のパパさんでも、同じこと嘆くパパさんもいる。

 でも、きっと、多くの場合、それはある程度仕方がないのかもしれない。

私の場合、今でこそ子どもとの関わり方は妻と半々だが、生後間もない時期から生後6か月くらいまでの間は完全に妻にアドバンテージがある。積み重ねてきた量にはまだまだ圧倒的な差があるのだ。(さらに、お腹の中にいた期間も含めるとすれば、さらに10か月の差があると考えてもいいかもしれない)

その差は、生後6ヶ月からの1か月間に妻とバトンタッチで育休を取得して子育てに専念した期間だけでは到底埋まりようもないし、ホントにもう“仕方がない”と割り切るしかないのである。

そんなちょっとした虚しさ・絶望感を覚えながら日々家族と向き合っているお父さんもいるんだよ、という話。

おしまい。